QRコードをWindowsドライバーから印刷したいのですが良くわかりません。


Windowsドライバーのマニュアルから2次元バーコードの部分を抜粋したものを添付します。
そこにVB6用のサンプルコードが載っています。
WindowsドライバーのQRコード機能の設定項目と注意点を説明します。

QRコードの印刷の流れは
 QR_CONTROLでの書式設定
 QR_DATAでのデータ設定
 QR_CONTROLで _P の指定による印刷
となります。
VB6ですと、QR_CONTROL、QR_DATAはFontNameで選択し、

FontSizeは9.5で固定です。

WindowsドライバーのQRコード機能の書式設定項目は
①QRモデル、②エラー訂正レベル、③データ数の3つです。

①QRモデルは、1でも2でもほぼ影響ないと思いますが、詳細の説明は
http://www.keyence.co.jp/barcode/2jigenbasic/chishiki4.html

が詳しいと思います。(他の設定項目の説明もあります。)


②エラー訂正レベルは、L M Q Hの順で低→高になります。
エラー訂正レベルが高いと、印字したものが多少汚れたり歪んだりしても
正しく読める可能性が高くなりますが、その分サイズが大きくなります。

③データ数は、VB6の例でいうと” ”で囲まれた部分のQRコードとして印字される
データのバイト数です。日本語文字を入れる場合は、1文字2で数えます。

注意点:特に気をつけないといけないのは、QRコードのサイズです。
 モジュール幅が大きい
 エラー訂正レベルが高い
 データが長い
はいずれもQRコードのサイズが大きくように働きます。
印刷すべきQRコードが印刷範囲に入らない大きさになると何も印刷されません。

Windowsドライバーの機能だけでは、中央揃え、右揃えはできませんし
QRコードの横にテキストを入れることができません。

添付ファイル::

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